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エラーセレクターとエラーパスは、システム内のエラーを管理するために使用します。結果セレクターと結果パスは状態が正常に実行された際の出力を制御しますが、エラーセレクターとエラーパスは例外的な状況で使用され、実行中にエラーが発生した場合に次の状態へフォールバックできるようにします。この機能はフロー制御では利用できず、機能状態とブリッジ制御向けに設計されています。
エラーセレクター
エラーセレクターは、状態の実行中にエラーが発生した場合にシステムがどのように応答するかを定義するために使用します。エラーへの対応に使用する特定の処理やデータを設定できます。結果セレクターと同様にキーと値のペアを定義し、各キーは処理またはエラーデータを表します。これらの値は静的な値にすることも、エラーの詳細から取得することもできます。
たとえば、従業員オンボーディングシステムでは、実行中のエラー詳細からエラーコードやメッセージを動的に抽出するようにエラーセレクターを設定できます。
コードビューでエラーセレクターを設定する方法はこちらです。静的なエラー値を定義するには:
'error_selector': {
'error_code': 'EXC_TME_EXC',
'error_message': 'Execution Time Exceeded'
}
エラー発生時に実行中のエラー詳細を動的に取得するには:
'error_selector': {
'error_code': '$.error_code',
'error_message': '$.error_description'
}
この例では、エラーが発生すると、システムはエラー詳細から「error_code」と「error_description」を抽出し、以降の処理や応答で利用できるようにします。
エラーパス
エラーパスは、詳細な分析や処理のためにエラー詳細を送信する場所を指定します。エラーパスが指定されていない場合、エラーの発生時には、前の状態から処理された入力が指定されたフォールバック状態に自動的に送信されます。
従業員オンボーディングシステムでは、$.error のような指定されたパスにエラー詳細を送信する必要がある場合があります。コードビューでエラーパスを設定する方法はこちらです。
{
'onboard_employee': {
'type': 'function',
'next': 'End',
'start': true,
'function_id': 'function_emp_onboard_1',
'on_error': [
{
'error_type': 'timeout_error',
'fallback': {
'next': 'End',
'error_selector': {
'error_code': 'EXC_TME_EXC',
'error_description': 'Execution Time Limit Exceeded'
},
'error_path': '$.error'
}
}
]
}
}
この場合、エラー詳細は、詳細な評価と適切な対応のために $.error パスに送信されます。
以下のJSONの例は、エラー発生時にシステムによって生成されるサンプルのエラー詳細を示しており、今後の対応に必要なエラーの内容やコンテキストに関する情報を提供します。
{
'status': 'error',
'message': 'Employee onboarding failed',
'error_code': 'EXC_TME_EXC',
'error_description': 'Execution Time Exceeded'
}