エンタープライズ向け機能
認証情報は、エンタープライズのお客さまのみが利用でき、要求に応じて提供されます。有効にするには、サポートチームにメールでお問い合わせください。
認証情報モジュールでは、データベース、リモートマシン、アプリケーションサーバーの認証情報を効率的に保存、管理できます。複数のタスクでユーザー名、パスワード、APIキーを繰り返し入力する代わりに、一度保存して必要に応じて再利用できます。
認証情報は一元管理用の保管場所に暗号化形式で保存され、タスクの実行時にBridgeによって自動的に使用されます。これにより、手作業が軽減され、認証情報が漏洩するリスクを最小限に抑えられます。
組織のセキュリティ設定に応じて、認証情報はQntrlのクラウド、またはBridge経由でオンプレミス環境に保存できます。
認証情報のメリット
セキュリティの強化:認証時にパスワードやAPIキーなどの機密情報が漏洩するリスクを最小限に抑え、許可された対象だけがリソースを使用できるようにすることで、セキュリティを強化します。
簡単なアクセス:ユーザー名やパスワードを手動で入力する必要がありません。認証情報名を指定するだけで、必要なリソースにすばやく簡単にアクセスできます。
アクセス制御:認証情報を使用することで、管理者はユーザーやアプリケーションに特定の権限を付与し、必要な機能だけにアクセスできるように制限できます。
一元管理:すべての認証情報を1か所に保存することで、管理が簡素化され、必要に応じて簡単に更新または変更できます。
監査と説明責任:ユーザーやアプリごとに固有の認証情報を使用することで、追跡や監査、不審な活動やセキュリティ侵害の特定が容易になります。
暗号化と復号
認証情報は暗号化形式で安全に保存されるため、一度入力するとアクセスできなくなります。入力したデータは、転送時にはTLS、保存時には256ビットAES暗号化によって暗号化されます。
-
ベーシック - パスワードを暗号化
-
APIキー - トークンを暗号化
-
JDBC認証情報の種類 - パスワードを暗号化
-
SSH認証情報の種類 - パスワードを暗号化
-
PowerShell認証情報の種類 - パスワードを暗号化
-
AD認証情報の種類 - パスワードを暗号化
-
NTLM - パスワードを暗号化
権限の設定
認証情報へのアクセスと使用には権限が必要です。メッセージの実行に認証情報を使用できるのは、適切な権限を持つユーザーのみです。初期設定では、認証情報を作成したユーザーが使用できます。他のユーザーが認証情報を使用するには、そのユーザーの[プロフィール]セクションで認証情報へのアクセスを有効にする必要があります。
対応している認証情報の種類
Bridgeでは、さまざまなサービスやリソースに安全にアクセスできるよう、複数の種類の認証情報を利用できます。認証情報の種類ごとに用途が異なり、固有のパラメーターがあります。
ベーシック
ベーシック認証情報は、ユーザー名とパスワードを渡してSOAP要求を認証するために使用します。こちらで作成したベーシック認証情報は、SOAP呼び出しを行う際にBridgeで使用できます。
項目:
APIキー
APIキーは、API要求を行うアプリケーションまたはユーザーを識別するための固有のコードです。APIキーの生成時に定義したスコープに基づき、データの取得、更新、または特定の処理を行うAPIへのアクセス権が付与されます。こちらで作成したAPI認証情報は、Bridge、Circuit、APIルックアップ項目、およびWebhookで使用できます。
項目:
JDBC
JDBC認証情報を使用すると、データベース接続にアクセスできます。こちらで作成したJDBC認証情報は、Bridge、Circuit、DBルックアップ項目で使用できます。
項目
- [ユーザー名/パスワード]:使用するデータベースアカウントに関連付けられているユーザー名とパスワードです。
OAuth 2.0
Qntrlでは、接続を作成し、Delugeの連携タスクやカスタム関数で使用することで、ユーザーが選択したサービスを操作できるようにします。接続はOAuth 2.0に基づいており、サービスへのログイン手段として機能します。この種類の認証情報には接続の詳細を保存できるため、任意のアプリケーションのWebhookを簡単に実行できます。
項目
SSH
SSH認証情報は、UNIXおよびLinuxデバイスに安全に接続し、Secure Shell(SSH)プロトコル経由でコマンドを実行するために使用します。こちらで作成したSSH認証情報は、BridgeとCircuitで使用されます。
項目
PowerShell
これらの認証情報は、Windowsマシンに接続し、PowerShellコマンドを安全に実行するために使用します。こちらで作成したPowerShell認証情報は、BridgeとCircuitで使用されます。
項目
- [ユーザー名/パスワード]:PowerShellスクリプトを実行する対象マシンのユーザー名とパスワードです。
Active Directory
これらの認証情報は、Active Directory(AD)環境内での認証とリソースへのアクセスに使用します。こちらで作成したAD認証情報は、BridgeとCircuitで使用されます。
項目
NTLM
NTLM(NT LAN Manager)認証情報は、SOAPリクエストでWindows固有の認証を行うために使用します。こちらで作成したNTLM認証情報は、Windowsベースの認証を必要とするSOAPサービスにBridgeで接続する際に使用できます。
項目
-
[ユーザー名/パスワード]:認証に使用するWindowsアカウントのユーザー名とパスワードです。
-
[ドメイン]:Windowsアカウントに関連付けられているドメインです。
-
[ホスト名]:Windowsマシンのホスト名です。